ホビット(Hobbit)

【歴史的背景】
中つ国の第三紀後期まで、ホビットの事柄が記さされているものはほとんどありません。それは、ホビットがひっそりと暮らすことを好むからです。彼らはシンプルで穏やかな民族であり、エリアドール西部のホビット庄と呼ばれる地域で丘の穴やその周辺で生活を営んでいます。体の大きさが人間の半分であるため“ちいさい人”とも呼ばれるホビットは、中つ国の危険な出来事に身を投じるよりも(フォルノストの戦いにおけるホビットの弓隊の伝説を除いて)、畑仕事や食事、プレゼント交換などの平穏に満ちた生活を楽しんでいました。しかし、かの暗黒の時代には、控えめだが言葉と行動に驚くべき熟練を持つホビットが、自由の民にも北方から勢力を伸ばした暗黒の力にも多大な衝撃をもたらしました。

最も初期の状態でも、ホビットは行動において最も雄大な能力を発揮します。彼らの素早さと早考力は頻繁に記されている通りですが、ホビットを甘く見てはいけません。他の種族に比べて体は小さいが、強靭な身体、決然たる行動、弓術とナイフの扱いに優れている(それらを扱うことがあれば、だが)。彼らの小さな体には、中つ国の危険な旅路に出るために必要な強靭さと精神が宿っているのです。
 

【【ゲーム的な情報】】
 背が低くてずんぐりむっくりとした体型は,どことなく愛くるしい。指輪物語のメインキャラクターであるフロド=バギンズは,このホビット族の一員だ。キャラクター作成時に,体型をマッチョ風やぽっちゃり系などにかえるだけで,ずいぶんと雰囲気が変わってくるので,いろいろと試してみるといいだろう。
 その設定上,腕力はかなり低めだが,みかけによらず意外と体力が高く,打たれ強いところがある。腕力が心もとないものの,体力,そして士気の高さはそれを補ってくれるだろう。意思も高めなので,気力を消費して楽器を演奏し,治療や攻撃を行うミンストレルに向いている。
腕力以外は全種族を見てもトップクラスをマークしていて、
各種耐性は文句なしの1位。
見た目とは裏腹に、という言葉通りの優れた種族。

Passive skills

ホビットカレッジ/フィアレジスンタンス +1.0%
ホビットタフネス/体力の上昇 +15
回復力の速さ/非戦闘中の士気のリジェネ +1.0
悪事に対する抵抗力/シャドウの緩和 +1.0%
体が小さい/腕力の低下 -8